■ ID | 942 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 行政の悪臭苦情対応における臭気測定の位置付け |
■ 著者 | 梅沢夏実
Natsumi Umezawa
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)におい・かおり環境協会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第20回におい・かおり環境学会、平成19年6月8日 |
■ 抄録・要旨 | 行政が行う悪臭苦情対応の目的は『苦情の解決』である。行政の担当者はこのことを常に念頭に置かなければならない。対応の仕方しだいで苦情がこじれて長引いたり、行政不信を招いてしまう危険性もある。
臭気測定は脱臭対策の検討や、被害状況の把握のために有効なケースもある。しかし、測定が必要不可欠となるのは、行政指導に全く従わない事業者に対して悪臭防止法等による改善勧告等を行うために、規制基準を超過していることを立証したい場合のみである。
悪臭苦情対応では苦情者の気持ちに十分配慮し、苦情者が悪臭を訴えているときに現場へ行って状況を体感し、悪臭被害の状況を正確に聞き、的確な行政指導を行うことが最も重要である。そうすることによって、早期の円満な解決へと導かれるものと信じている。 行政,悪臭,苦情,対応,臭気測定、嗅覚測定法 |
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